ご挨拶

 日本地域看護学会第20回学術集会を、2017(平成29)年8月5日(土)~6日(日)に、別府国際コンベンションセンター B-Con Plaza(大分県別府市)にて開催させていただくにあたり、ご挨拶を申し上げます。
 日本地域看護学会は、1997(平成9)年、地域看護学の学術的発展と教育・普及を図り、人々の健康と福祉に貢献することを目的として創設されました。2014(平成26)年には、一般社団法人となり、会員も1,400名余へと大きく成長しました。

 第20回学術集会は、本学会の創設後20年という節目の学術集会となります。現在の日本は、少子高齢化の中で、社会の在り方や保健医療福祉の枠組みが大きく変化し、地域包括ケアが求められています。地域看護は、行政看護、学校看護、産業看護、在宅看護の4領域からなりますが、現代社会で問題を解決するためには、各々の枠を越えた取り組みが必要です。このため、メインテーマを、「地域包括ケア時代の地域看護の新展開」とし、副題「一歩前に進んで、つながり、地域ケアを創出する」を付けました。
 本学術集会では、20周年を記念する特別講演や理事会企画セミナーを準備しました。特に、Kathy Magilvy コロラド大学名誉教授による基調講演や研究成果の実践現場への活用・展開(社会実装)に焦点を当てた理事会企画セミナー、更に、20周年を記念するポスター展示が準備されています。また、シンポジウム2題、教育講演4題、指定集会2題、指定ワークショップ4題、共催セミナー3題、ランチタイムセミナーと市民公開講座があります。幸い、150題の演題と11題のワークショップ・自由集会のお申し込みをいただきました。現在から将来を見据えたチャレンジングな取り組みに焦点を当てると共に、その際に必要な方法論等、最新の知見を盛り込みます。保健師・助産師・看護師の教育体系も多様化する中で、学生に地域への志向性や対応力を養うための新しい教育手法も共有したいと思います。
 様々な企画・発表・情報交換を通して活発な討議がなされ、人々の健康と地域包括ケアの課題解決と開発に資することを目指します。

 会場がある大分県別府市は、温泉の湧出量も源泉数も世界一で、100箇所を超える共同湯もあり、温泉が人々の暮らしに密着しています。海の幸、山の幸が豊富です。由布院や世界農業遺産の国東半島も近くです。

 多くの皆様方と別府でお会いできますよう、関係者一同、心よりお待ち申し上げております。
 

一般社団法人 日本地域看護学会
第20回学術集会長  村嶋 幸代
(公立大学法人 大分県立看護科学大学 理事長・学長)

第20回学術集会事務局
大分県立看護科学大学看護学部
広域看護学講座/地域看護学研究室
〒870-1201
大分県大分市廻栖野2944-9
jachn2017@gm.oita-nhs.ac.jp

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